Our Story
Our Story
Rabの物語は1981年、シェフィールドの小さなテラスハウスの屋根裏部屋で、ラブ・キャリントンが彼の名を冠した最初のスリーピングバッグを作ったことから始まりました。
彼の長年にわたる山岳経験にもとづき、独創的な視点から作り上げられた手縫いのデザインは、すぐに友人や地元のクライミング・コミュニティからの注目を集めることになりました。
物語はそれで終わりではありませんでした。噂はすぐに広まり、シェフィールドの屋根裏部屋は小さな工場として遠く離れた人々の注文にも応えるようになります。それから数十年が経った今では、その堅固な寝袋は世界中の冒険家たちが風雨に立ち向かうあらゆる場所で目にすることができます。
1973: 技術を習得する
Rab創設のそもそものきっかけは1973年、ラブ・キャリントンが南米パタゴニア遠征の途中にアルゼンチンのブエノスアイレスに取り残されてしまったことから始まります。どうしてもお金が必要だったラブは友人のヘクター・ヴィエテスを頼ると、そこで彼からこれまでの常識を覆すことになるであろう、未来の山岳用スリーピングバッグの縫製技術を教わりました。
1981: ブランド設立
家族とともにシェフィールドに移り住んだラブは、アルゼンチンで学んだスリーピングバッグ製作の技術を実践するため、自宅でダウンの寝袋を作り始めました。すると彼のスリーピングバッグはすぐに大人気となり、彼はすぐに手狭になった屋根裏部屋を後にし、生産をシェフィールドの地元工場に移します。
1990s: 製品レンジの拡大
この頃にRabは「一切の無駄がなく、誠実で、頑丈」という評判を確立していきます。1990年代には「Premier Sleeping Bag」をはじめとするエクスペディション向けラインナップを拡大していきました。
2000s: 先駆的な製品
21世紀に入っても、ラブは最軽量素材を画期的な新技術によって組み合わせるなど、最先端の製品を開拓し続けました。そして2003年にラブは引退し、Equip Outdoor Technologies Ltd.に会社の所有権を譲渡しました。
2010s: 言葉を広める
2010年代、ラブの人気は英国内を飛び越えて世界中に広がり、その間もMicrolightやKineticといった象徴的なシリーズラインナップを発表するなどして力強く前進を続けました。今では遠く離れた山頂からピークディストリクトの丘まで、Rabの製品は世界中で眼にすることができます。
2020s: 前進する
この10年間で、地球上にはCovid-19や気候変動危機の進展といった新たな課題がもたらされました。これらの課題を克服するためには、地域社会との協力が不可欠であることを認識し、私たちは事業による環境への影響を削減し、業界全体の変革を推進するための旅を続けています。
「派手さもなければ、余計な機能をあれこれ詰め込んだりもしない — ただ誠実で、実用的な、買い替えるよりも修理して使い続けたくなる、クライマーによるクライマーのための道具」
長持ちするキットを作り続けて40年以上
今日の私たちはRabの厳格な品質基準と独創性、そして挑戦的な姿勢を今でも常に守り続け、厳しい山岳での絶対的なプロテクション、快適性、そして自由な動きを提供する、頑丈で高パフォーマンスなウェアと装備を製造しています。そこでは最先端の素材だけでなく、ヨーロッパ産の高級ダウンなど長い間その実績を認められてきた従来素材も同じように使用しながら、派手さや余計な機能は一切なく、ただ誠実で、実用的な、買い換えるよりも修理して使い続けたくなるようなキットを提供しています。
未来へのコミットメント
自然そのものに情熱を注いできた「The mountain people」である私たちは、アウトドア・アクティビティを楽しんでいるまさにその時に気候変動による影響を目の当たりにしてきました。だからこそ私たちは、ビジネスが地球環境に及ぼす影響を減らし、自然の遊び場を未来の世代のすべての人々に分け隔てなく残すための旅を続けているのです。
私たちは地域社会全体と協力し、より良い方法を模索しています。 私たちの旅はこれからも続きます。
The mountain people.
創業以来40年以上にわたり、私たちは山々の自由な精神、山頂で築く友情、そして「山の人々のコミュニティを成長させ、冒険のための装備を整える」という、変わることのない使命から常にインスピレーションを得続けています。
私たちは人々を活動の中心に据えることを約束します。我々はパートナーをはじめアスリート、スタッフ、そしてRabのギアを愛用するすべての人に至るまでが、山や岩場を超えたグローバル・コミュニティであり、そのコミュニティが誰に対しても開かれ、多様性に富み、発展していけるようにできるかどうかは、私たち次第なのです。